top of page

宿のまわりを歩くだけで、敦賀の歴史に触れられる。博物館通りの朝散歩

  • 執筆者の写真: hoboietsuruga
    hoboietsuruga
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

旅先では、有名な観光地をいくつ回れるかに目が向きがちです。でも、宿を出てすぐの町をゆっくり歩く時間も、その土地を知る立派な旅になります。ほぼ家がある相生町の博物館通りは、そんな朝散歩がよく似合う場所です。


かつて敦賀の経済を支えた通り

博物館通りは、明治から戦前にかけて銀行や郵便局、公設市場、百貨店などが並び、多くの人が行き交った敦賀の中心地でした。現在も歴史的な建物が残り、古い町並みの中にカフェや雑貨店などが点在しています。派手な観光地ではありませんが、建物を眺めながら歩いていると、港町として栄えた敦賀の日常が少し見えてきます。


旧銀行が、そのまま博物館になっている

通りの象徴が敦賀市立博物館です。建物は昭和2年に建てられた旧大和田銀行本店で、現在は国の重要文化財。洋風の装飾や地下空間、3階の講堂など、銀行だった頃の面影を残しています。開館は9時から17時まで(入館は16時30分まで)、一般300円。みなとつるが山車会館との共通券は500円です。休館日は月曜日を基本に祝日等で変動するため、訪問前に公式情報を確認するのがおすすめです。


朝は歩く。開館したら中へ。そんな旅程でいい

朝早くから予定を詰め込む必要はありません。宿を出て静かな通りを歩き、町が少しずつ動き始める時間を眺める。博物館の開館時間になったら建物の中へ入る。昼になれば気になった店で食事をする。観光地から観光地へ移動するのではなく、ひとつの町に滞在する感覚で過ごせます。


車がなくても訪れやすい

敦賀駅から博物館通りへは、ぐるっと敦賀周遊バスで約5分。駅から直接向かう旅でも立ち寄りやすいエリアです。宿泊しているなら、朝の散歩からそのまま町歩きを始められるのがいちばんの利点。車で名所を点々とする旅とは違う、徒歩だから気づける敦賀があります。


古い町に泊まるということ

ほぼ家も、150年以上の時間を重ねた古民家です。古い建物が残る町で、古い家に泊まり、翌朝その続きを歩いてみる。敦賀での一泊を、寝るためだけではなく町を知る時間にしてもらえたらと思います。

最新記事

すべて表示
暑い午後は、港の「小さな敦賀」へ。赤レンガ倉庫でたどる鉄道と港の記憶

8月の敦賀。外を歩くのが気持ちいい時間もあれば、日差しの強い午後は少し屋内へ逃げたくなる日もあります。そんなとき、ただ涼むだけではなく「敦賀って、こんな町だったんだ」と旅の見え方まで変えてくれる場所があります。敦賀赤レンガ倉庫です。 港町・敦賀を、まず小さく眺めてみる 赤レンガ倉庫のジオラマ館では、明治後期から昭和初期の敦賀の町並みと、鉄道・港の様子が再現されています。今の敦賀を歩く前でも、歩いた

 
 
 
古民家に泊まると、だいたい一度は天井を見る。ほぼ家で起きる小さなあるある

古民家に泊まると、なぜか最初に天井を見ます。ホテルではあまりやらないのに、梁が見えた瞬間だけ人は急に建築評論家になります。「おお……すごい梁ですね」。何がどうすごいのかは、だいたい誰も説明できません。 その1 とりあえず梁を見る 築年数の長い家に入ると、床、柱、建具より先に上を見てしまいます。太い梁を見つけると、ちょっと得した気分になります。写真も撮ります。翌日、写真フォルダを見ると梁の写真が3枚

 
 
バイク旅で敦賀に一泊する。走るだけでは見えない港町の時間

ツーリングの予定を立てるとき、敦賀は「通過する町」になりやすい場所かもしれません。若狭方面へ向かうにも、越前や北陸方面へ抜けるにも動きやすく、つい次の目的地まで走り切りたくなります。けれど、そこで一度バイクを降りて一泊してみると、敦賀は少し違って見えます。 一日の最後を「走らない時間」にする バイク旅は、移動そのものが旅です。景色も道も楽しい反面、気づけば朝から夕方までずっと走っていた、という日も

 
 

コメント


bottom of page